月5万円恵んでもらうためのネット乞食道入門

 どうも、最近はすっかり「あんまり働かないでテキトウに金貰って生きているひと」という認知を受けている「えらいてんちょう」です。間違ってはいない。去年まではいっぱい働いてた。

 まぁいろいろな収入源はあるんですけど、そのうちの一つに「ネット乞食活動」がございます。要するに、ネットで「金くれ・物くれ」という活動です。ブログの広告収入とかも含めると、月平均5万くらいもらって生きているのですが、ネット乞食にもいろいろ作法がありまして、作法を守らないとお金がもらえないどころか出産クラファンのように炎上してパブリックエネミーになることすらありえます。どのように、清く正しく「ネット乞食」ができるのか、実績あるわたくしがレクチャーします。

 【成果物がない人間はそもそもあきらめなさい】

 「ネット乞食」は要するに、芸人の派生であるといえます。芸人は芸をすることで投げ銭をもらいます。ネット乞食も同じことです。面白いことをいったり、ためになることをいったりすることで、観客から投げ銭をもらう、というのがネット乞食の大前提です。
 ブログ書いても1万PVもいかなかったり、ツイッターのフォロワーが1000人もいかないみたいな人類は最初から厳しいのであきらめるべきでしょう。どうしてもネット乞食道に入門したければ、ブログをバズらせましょう。ユーチューブでチャンネル登録1万人集めましょう。インスタフォロワー1000人目指しましょう。それが入口です。ネット乞食道は深く厳しい道のりなのです。

 【金をもらって動く人間ですよ、ということをフォロワーに印象づけよう】

 フォロワーが多くても、ネット乞食が芳しくないパターンもあります。どういう場合かというと、「清く正しくお金に興味がないキャラクターで売っている場合」です。そういう場合は少しでも金を募ろうもんなら袋叩きにあいます。普段から、「家族を食わしている」「俺は商人である」「金をくれ」などと言い続けることが必要です。また、必要以上の貧乏アピールもしない方が賢明です。貧乏だから金を恵めというのは、フォロワーからの厳しい「本当に貧乏なのかよ」という視線に堪えることが必要ですし、経済状況の説明責任が生じます。「金もってるけど、俺はオモシロイだろう、オモシロイと思ったら銭投げろ」という姿勢が必要です。大道芸人をイメージしましょう。

 【ネット乞食のプラットフォームを常に変える】

 私は現在、アマゾン欲しいものリスト、polca、noteで主にネット乞食活動をしておりますが、これらはすべて置いておけば誰かが入れてくれる類のものではありません。変化のない店に客がよりつかないように、変化のない乞食に銭を投げる観客もいません。アマゾン欲しいものリストは、おいておくだけでなく、ストーリーをつけることが大切です。例えば、もう子供のオムツがないのでくれ、とか。noteは日記を毎日更新しています。毎日動いていることを見せるのが重要なのです。また、クレカがないからポルカができないとかそういうプラットフォームの使い方問題もあります。受け取り手は多くしておきましょう。

 【良い成果物をつくったときにタカる】

 継続的にネットで発信していると、良い成果物が出来ることがあります。バズるとか、そういった状態のことです。そういうときにここぞと、「この情報は基本的にはただですが、投げ銭をもらうことはやぶさかではありません、銭投げてください」といいます。結構投げてくれます。やはり、スタート地点に立ったあとも良い芸をしなければなりません。

 【イベントごとや祝い事にかこつけてタカる】

 誕生日や記念日などの祝い事はチャンスですので、なんかくれ!と盛大にいってみるべきでしょう。Polcaはそれに逐一適したアプリです。逆に、何事もない平時に無意味な乞食行為は成果もないし避けるべきである、といえます。また、何か大きな買い物をするとか、そういったときにもネット乞食はすることができます。しかし、それは個人的な買い物であってはならず、「公共のため」「読者のため」「フォロワーのため」という要素があることが不可欠です。自分の個人的欲求を満たすためだけにするネット乞食は最悪の類型で、もらいが少ないどころかパブリックエネミーになってしまうこともあるので気をつけましょう。

 【必要以上に感謝しない】

 投げ銭をくれたひとに対して、必要以上に恐縮したり、感謝しすぎたりすることの内容にしましょう。そのひとのことを気をつかって表現に規制がかかりますし、こいつの芸はこの程度の値段である、という値踏みを無意識の上で与えてしまうことになりかねません。これだけのすばらしい芸に、お金を払えてよかったな、幸せもの、くらいの尊大な気持ちでネット乞食はしていくべきでしょう。

 【まとめ:大道芸人の気持ちを忘れないで】

 ネット乞食は、金がわいてくるわけではありません。誰か銭を投げてくれるひとがいて成立する方法です。その方法は極めて、大道芸に近いものです。おもしろいことを、基本的にはただで見せて、金くれるひとから金をつのる。感謝はするが、芸の対価であるがゆえに、必要以上に恐縮しない。
 また、「俺はこれだけ稼げる」というような無意味な傲慢さも捨てるべきでしょう。ネット乞食による収入は、あくまで芸に対する投げ銭で、いわば「卑しい方法で恵んでもらうカネ」です。江戸時代なら賎業ですし、いまでも賎業です。「自分の実力で稼いだ金」などという傲慢な思い込みはすてて、粛々と芸を続けていくべきでしょう。

終わり

面白かったら俺のネット乞食活動に銭いれんかい!

→ビットコインくれ
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