麻原彰晃、ノリでサリンつくっちゃった説

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 どうも。宗教・貧困が得意分野。「えらいてんちょう」です。オウム真理教シリーズの第二段、取りあえず最終回です。
 自分が経営しているあやしいバーに、オウム真理教の幹部の野田成人さんを呼んだ際に聞いたこと、及びそれを聞いて私が感じたことを皆さんに紹介します。

 【選挙で負ける前から、武装して日本国を倒そうみたいな話はあった】

 一般的には「オウムは選挙に負けてから武装化をはじめた」ようなことがいわれていますが、選挙に負ける前からそういう雰囲気はあったそうです。
 選挙の際に、開票の立会人というのがありまして、野田さんがそれを務め、「最低、○○票あるはずだ。ちゃんと、票があるか確かめてこい」と麻原にいわれたそうです。私も選挙の立会人をしたことがありますが、作業の流れがはやく、票数が何票あるか確認することなど到底できません。野田さんが「確認することができませんでした」と報告すると、「何!なかったということか!票のすりかえだ!」となって大変だったとのことでした。障害者の世話は大変です。これを機に、武装化論がさらに強くなっていったことは確かだそうです。

 【1番簡単な銃もつくれない素人集団】

 オウム真理教は、武器をつくることに関して、完全に素人の集団でした。電気もないアフガニスタンでもつくることができるともいわれるAK-47でさえ、作ることに失敗しています。信者でつくれるひとはいないし、ヤクザに教えてもらうにもコネもなければ脅されるかも知れずできない。漠然と銃欲しいなーっていってる中二病患者と何も変わりません

 【予算1億円でウラン掘ってこい!】

 当然、麻原自身も何もできないため「武装化」は信者に丸投げです。野田さんは、東大の物理学科出身なので、核の担当にされました。もちろん、何か特別な経験あるわけではありません。1億円渡されて、オーストラリアにいってウランとってこいといわれたそうです。
 「核融合炉とか、最低でも数千億から一兆かかるのに、無理だろォ」と思いつつ、「絶対無理だからよかった」と思ったとのことでした。

 【サリンできちゃったよ】

 数千億から一兆かかる仕事を「一億円でやれ」といってくる無茶ぶりです。獄中にいて直接話を聞く機会は持てませんが、サリンつくる班も、どれだけ無茶ぶりされたかわかりません。いままでの話や、麻原の三女の本などに書いてあった「オウムでつくったものは欠陥品が多くすぐに壊れる」旨の記述を読むにつけ、オウムの技術がいかに杜撰で拙いものであったか、想像に難くありません。
 それが、実際に人を殺せてしまう完成品ができてしまったのは、不幸な偶然というほかありません。土谷正実死刑囚が、不幸にも天才的だった、ということでしょう。麻原がどういう心境だったかはわかりませんが、作れと言って、完成品ができたので、使ってみたい、あるいは使わないと信者の手前メンツが立たないと思ったのかも知れません。単によくやったと思ったのかもしれない。真実はわかりませんが、とにかくその計画は実行にうつされ、悲惨な結果をまねくことになります。

 【まとめ:反体制を気取っているひとは、誰でも麻原になる可能性がある】

 いまでも、政府を暴力で倒すと主張している・ないしは内在的に思っている個人・団体は多くあります。
 中核派革マル派もそうですし、(冗談半分にしろ)政府転覆しかないという政見放送で話題になった外山恒一さんなどもそうです。
 オウムは、第一話を見ていただいてもわかるとおり、多少暴力的なところがあるにせよ、中核派か革マル派と比べて特別財力があったとかいうこともありません。技術があったわけでもありません。
 本人に多少のカリスマ性があり、部下が優秀だと、たまたまの連続でサリンをまくことになる可能性がある。それは特別で、過去に終わったことではなく、いまもつねに隣り合わせになっている危険である、そう感じました。


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無事終了しました


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